銀行に行ったら「国際送金できません」と。
皆さんコンニチハ、リトマです。
留学ももう目の前、ということで先日、留学先の大学の寮から「デポジットを支払ってください。」とメールが来ました。
いや、デポジットってなんだYOってなったわけですが、どうやら「前払い金」、つまりは日本でいうところの敷金的なものを払えということだそう。(退寮時に帰ってくるらしいです)
ということで私のメインバンクである(といっても全然お金は入っていませんが)、三井住友銀行いきました。
が、どっこい。「新人のおっとりとした」お姉さんに1時間ほどかけて書類等を書かされた挙句、出てきた言葉がこちら。
「国際送金できません」
は?なんで?ってなったんですが、納得できる説明はなく、ただただ「中国方面への送金は制限させていただいていまして…。」と。
いや、じゃあ初めから拒否しとけよ…。ってなったんですが、言っても仕方ないのでとりあえずこっちから理由を探ってみました。本日はその理由と解決方法について書いていきます。
国際送金拒否の理由
新米お姉さんの言い分はこうでした。
「中国へ送金する方用に書いていただいたこの用紙の各項目が点数化されてて、一定以上オーバーしたらお断りすることになっている。」と。
先ほど書いた用紙を改めてみると、項目はおおむねこんな感じになっていました。
- 送金先
- 送金目的
- 送金するお金の出所
- 送金者の身分(学生)
- 金額
あといくつかあったのですが、重要そうなのはこんな感じだったと思います。
これらの項目について、「銀行から見た危険度」の点数がつけられていき、一定をオーバーしたらしいです。
私のに関しては、「送金先と送金目的」は留学なので大丈夫だったみたいですが、その他の項目で引っかかった様子。
調べてみると、「送金するお金の出どころ」って部分が一番取り締まられている原因っぽくて、私は10万円を親から現金で調達して、それを自分の三井住友の口座に入れて持って行ったのですが、そこがだめだったみたいです。
私の持って行った口座には元々4万ぐらいしかなかったのですが(貧乏かよ!)、その親からもらったいわゆる「出所不明の10万」が主な送金資金ってのが、「マネーロンダリング」ってのに引っ掛かったっぽい。
マネーロンダリング、なんじゃそりゃ。
と思って調べたところ、「国内で犯罪とかで使ったお金を海外に保管すること?」みたいな感じでした。脱税やら詐欺やらなんやら…、簡単にいうとそういったお金を送金するのを防ぐ取り締まっているらしい。
いや、留学に使うお金やん…って思ったのですが、そのお金が詐欺で得たものじゃない確証が必要だと。例えば給料として振り込まれた記録があるだとか、どこかの会社から振り込まれているだとか。
「多くの金額を頻繁に取引している口座なら大丈夫」とネットには上がっていましたが、それもよく分からない…。なんにせよ三井住友では、出所不明の10万ってのがマネーロンダリング、いわゆる「マネロン」に引っ掛かるというのが事実。
元々口座になにかしらでお金が10万以上眠っていればよかったらしい。あとは私の身分が学生ではなくて会社員ならそれでもかろうじて点数オーバーを免れたっぽかったです。(確か学生であることってのが3点、出自不明のお金ってのが5点でした)
「3分に一回ぐらい後ろのベテランっぽいお姉さんに聞きに席を外すような新米さん」でなければ、もっと何かしらの待遇があったのかもとは思いましたが、まあ言っていても仕方ないので、銀行を変えてチャレンジすることに。
メインバンクのみずほ銀行に電話で問い合わせたところ、「大丈夫です!」と一言。
必要書類や持ち物を丁寧に説明していただきましたが、やはりここでも「お金の出自」と「振込先の証明」がいるというのは変わらないようです。
マネロンの取り締まりきっつ~と思いましたが、幸いみずほには多額のお金が眠っているので大丈夫でした。
お姉さんも慣れているといった感じで、これからはみずほを使いますね♡ってなりました、ハイ。
ちなみに去年留学にいった先輩は、東京三菱UFJで国際送金したそう。その前の先輩はゆうちょでできたらしいです。(三井住友がきついのか、今年からきついのか…)
国際送金については近年どんどん取り締まりがされているみたいなので、皆さんも銀行口座は念のために複数持っておいたほうがいいかもしれませんね。
おわりに
まあ、「出どころ不明の10万」をぶら下げてきた私が悪いっちゃ悪いのでしょうが、はじめに「その10万をいっかいATMで口座に入金してください」って言ったのに拒否されたのはさすがに「は?」ってなりますよネ。(心に押し殺した私エライ)
皆さんも国際送金する際は注意してください…、どんどん厳しくなっているようなので。(特に学生さん!!)
ご精読ありがとうございました。