GWもあけて、また授業シーズンが戻ってきました。皆さんはゴールデンウィーク楽しめましたか?
先週の授業であるキューバ人の先生が、
「Was it “GOLDEN” golden week?」
とあるブラジル人の生徒に質問したところ、彼女が、
「Not golden, silver.」
と答えていたのが印象的でした。
悪くはなかったが”金”と言うまででもなかったらしいです。なんだか英語らしいユーモアのある会話ですね。勉強になります。
さて、本日は筆者が入っている研究セミナーの授業について紹介したいと思います。
内容は「マーケティングサイエンス」。データ分析をマーケティングに応用した内容です。
ゴールデンウィーク前に二週連続で休講(笑)だったこともあり、三週間ぶりにして初回からやっとの二回目の授業でした。
今回で内容に入るのは一回目になりますが、講義の概要も踏まえて紹介しましょう。
講義紹介
使用教科書は「Useful R」というシリーズの、「マーケティング・データ分析の基礎」という本です。
一概にRといっても色々な使いみちがあり、この本ではマーケティングに分野を絞って書かれています。
この「Useful R」シリーズは全部で10作ほどあり、マーケティング分野に限らず色んな分野でのRの使い方が紹介されていますが、今回使うのはこの中の3作目、マーケティングでのデータ分析の本というわけです。
先日の授業ではRの基本的計算(行列演算など)に始まり、データのインポートと書き出し、ループの計算やデータフレームの計算まで行いました。
ある程度の予習をしていった私でさえものすごい量でした。復習必須ですね。やっぱりこれぐらいの分量がある方が、退屈せずにすんで楽しいなあと感じます。5限にあるゼミなので、授業時間延長も起こりやすいです。先日は本来90分の授業に60分延長でした。進み具合◎
これだけのスピードで行くと、前記の終わりにはかなりのRでの分析力がついていると思います。
ちなみに最後ページあたりをちらっと見ると、観測変数や構成概念の関連性検証、や、構造方程式モデリング、などが書かれていました。
今の私にとっては異世界すぎてチビリますが、着実に頑張っていけばかなりの実力がつきそうです。
後半にはマーケティングコンペティションにゼミから参加するそうです。なんと一昨年は教授のガチ指導で全国大会にまで進出したそうです。(恐るべき指導力と生徒の質!) 秋から留学を控えている私は来年までおあずけになるのですが、やはり楽しみですね。
ちなみに、教授が大阪大学にきて然程経っていないこともあり、ゼミの構成人数は6人で、分からないことはすぐに聞けるという最高な雰囲気です。教授もインドネシア人(日本語ペラペラ)で優しい人です。最高の勉強環境ばんざい!!
おわりに。
と、紹介はこんな感じでしょうか。
本日は大阪大学のマーケティングサイエンスのゼミについて紹介しました。
講義がもっと進んできたら、また続きの紹介記事でも書こうと思います。
「データサイエンスのできるビジネスマン」をめざす高校生・大学生には注目のゼミじゃないでしょうか。
データサイエンス学部などはなくとも、大阪大学経済学部ではこのようなデータサイエンス(マーケティングサイエンス)を研究ゼミとして専門にできる、ということです。
また、他のゼミにもRでデータ分析するものがありますので、そちらについてもまた書きたいと思っています。
質問なども受け付けてますので、詳細な情報などについての疑問があれば、お気軽にご連絡ください。
ご精読ありがとうございました。
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