「人生を懸けてもいいと思える、モチベーションが設計されているから。」
皆さんコンニチハ。リトマです。
先日、Showroomの前田裕二さんの「人生の勝算」を読みました。
秋元康さんや堀江さんが認めた彼の、壮大な人生や世界観に終始興味津々でした。
今日はそんなこの本で印象に残ったことについて、書きたいと思います。
モチベーション論
「人生を懸けてもいいと思える、モチベーションが設計されているから。」
これは、「なぜShowroomに対してそこまで死ぬ気で取り組めるのか?」という質問に、前田さんが答えた印象的な一文です。
「やる気」は全ての仕事術に勝る、と。
- 早く給料アップしたい。
- 同期の女の子に持てたい。
- 社長に褒められたい。
など、なんでもいいから自分なりのモチベーションを持つこと。
そうして成功を重ねていくことができる。
モチベーションはあらゆる仕事術に勝る、そう彼は説いています。
Showroomを通じて世の中をもっと楽しいものにしたい、努力が正当に報われる世界を作りたい。
彼にはこの”モチベーション”があり、それが彼を突き動かし続けている。
これが彼にとっての、「折れない成功の秘訣」だと言えます。
モチベーションを設計する
一つのことに打ち込むのには、モチベーションが大事。
では、「自分にとってのモチベーションは何か」を見極めることが大事なのは言うまでもないでしょう。
自分にとってのモチベーションは何が適しているのだろうか。
自分はどうゆうことに”嬉しさ”や”達成感”を感じるのだろうか。
コレを先ずは見極める必要がある、と彼は言っています。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチでも、同じことが説かれていますね。
「Keep looking, don’t settle.(止まるな、探し続けろ)」というのは有名なセリフです。(スティーブ・ジョブズのスピーチについては「愛せる仕事とは?」も見てください!)
自分の好きなこと、モチベーションになること。
それを見極めてから、進み始めるべきだ。
これがタイトルにも書きました、「見極めてから掘れ」という思想です。
コレは個人が一つのことに勝ちを積み上げていける秘策だ。
この点でこの話はとても正論だと思います。
しかし、彼が成功した秘訣。いや、世界中の”成功者”が成功者たる所以。
それにはもう一つの視点が重要だと、私は思います。
それは、その「モチベーション」が魅力的かどうか、です。
周りの人がそれを魅力的だと感じて、ついていきたいと思うか。
そこが「成功者」か「二流」かを分けるポイントだと感じます。
もちろん前田さんは本書で「成功者たる所以」を書いているわけではないので、この視点について敢えて触れていないのは当然です。
しかし、起業家や「成功者」を目指す皆さんには、ココをよく知っていていてほしいと思います。
- 「儲けたいから」
- 「有名になりたいから」
- 「女の子に持てたいから」
- 「上司に褒められたい」
など、どれも立派なモチベーションです。
自分が「何かに熱量を注ぐ」ためには、これらのモチベーションは大きなやる気につながるでしょう。一つの会社で誰かの下で働くであれば、このモチベーションで成功を重ねれる。
しかし、「起業家」がコレでは、周りはついてきません。
だって、魅力的ではないから。
こういうモチベーションを持つ人は、はっきり言って「一流の起業家」には向いていないと思います。
もちろん、こういったモチベーションで社長になっている人もザラにいます。ですが、「一流」となるとそうは行かないと思うのです。
かといって、「世界を変えたい」というモチベーションがまだない方も悲観することはありません。
自分の好きな趣味や、自分が”嬉しい”と感じること。
それを突き詰めていくことで、なにかしら「魅力的な」モチベーションに出会えると思います。
重要なのは、モチベーションを探し続けることです。
そして、突き進むこと。
みなさんも、自分のモチベーションはなにか、探し続けてほしいと思います。
終わりに
いかがでしたか?
モチベーションを見極めること。
そして掘りまくること。
起業家を目指さない方にとっても、大いに活用できる話だと思います。
ぜひ皆さんも、「自分にとっての」モチベーションを見つけてほしいと願っています。
ご精読ありがとうございました。